『北風ではなく太陽になれ』

newspicks.com

頭ごなしに「勉強しなさい」と言うだけでなく、子供が自発的&意欲的に勉強に取り組めるようにしたい。「学ぶこと」の楽しさに気付かさせてあげたい。

そもそも、親が子供に「○○しなさい」と言うときに、親自身がそのことをできていないとイマイチ説得力に欠け、子供にはなかなか響かないのではないかと思います。例えば、家の掃除をしない親から「片付けをしなさい」と言われるのは理不尽に思えます。

子供は親のことをよく見ていて、いつの間にか親の習慣を身に付けているものです。

子供が自発的に部屋を片付けられるようにするには、まず親が習慣的に部屋を片付けるようにするべきです。同様に、親が習慣的に勉強している姿を見せることで、子供は日常的に勉強をするのではないかと考えています。

本が好きなひとには、親や身近に同じように本が好きなひとがいて、小さい頃からその影響を受けているのではないかと思います。

とは言っても、「学ぶこと」の楽しさを教えるのはなかなか難しいところ。冒頭で紹介した記事中にあるように、漫画や映画、インターネット、スマホタブレットなどのツールをどんどん活用して欲しいです。

また、学ぶこと以外に「自分の頭で考えること」も同じように大事で、子供の頃から普段のちょっとした会話の中でも思考できるように接したいものです。

例えば、子供が自分で描いた絵を親に見せに来た時に、「なにを描いたのか」「どんなシーンを描いたのか」「なんでこれを描いたのか」など、いろいろと質問してみます。他にも、外出時に「あれはなんだろう?」と話しかけてみて、いろいろなものに興味を持たせるようにします。

このように、親から子供に刺激を与えることで、子供はいろいろなことに興味を持ち、自分の頭で考えられるようになるのではないかと考えています。

育てたように子は育つ―相田みつをいのちのことば (小学館文庫)